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記憶力を向上させたいなら、片手で握り拳(こぶし)をつくることが役立つかもしれないと、新しい研究は示唆しています。
この単純な動作が、一時的に脳機能を活性化させることで、記憶力を向上させることができるようだというのです。
学習の直前に右手を握りしめることが記憶の形成を助け、同じ動作を左手ですることがその記憶を思い出す能力を高めることを発見しました。
手を握りしめることが、記憶の情報処理と関連する特定の脳領域を活性化すると、この研究者は言います。
過去の別の研究が、右手を握りしめることは左脳の前頭葉を活性化し、左手を握りしめることが右脳の前頭葉を活性化すると示しています。
これは感情とも関係することも分かっています。例えば、右手を握りしめることは幸福か怒り、左手を握りしめることは悲しみか不安と関係します。
脳の記憶過程では、左脳は記憶情報のコード化、右脳はその検索に使用されると考えられています。
新しい研究は、片手を握りしめることが、その反対側の大脳を活性化させることによって記憶のコード化と検索の性能をそれぞれ向上させ、記憶力を向上させることができるようだと示しました。_≫
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4/26/2013
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